ぐだぐだなものを考えてみよう。
とりあえずCase.1は
『ぐだぐだ仮面ライダー』
岩場で戦闘員に囲まれ、窮地に立たされたライダー。
しかし変身のしかたを完全にど忘れしている。
戦闘員は暗黙の了解として、変身の動作中は手を出さない。
しかし、変身できない。
まずい、まずいぞ・・・
よし、思い出した!へんしん!
・・違う。これはV3のやつだ。
右に左手を回して、右手はキープ。いや違うか?
落ち着け、俺。今日の朝食は何を食べた?
かつおぶしご飯。
覚えている。よし、頭は正常だ。 まだ若いしな!
落ち着けば大丈夫。
たまりかねた戦闘員からドロップキック炸裂。
何すんだこら!戦闘員のくせに大技かましやがって!
ジャイアントスイングで応酬。
『あんた何してんの!』
近隣住民のおばちゃんが詰め寄る。
いや、ジャイアントスイングをですね。
危ないじゃないの!こんなところで!
いや悪いやつなんすよ、こいつら。
悪いやつだからって、やっていいことと悪いことがあるでしょ!
いやそうなんですが・・・変身、がですね
変身!?
いや、何でもないっす。
といった会話が続いた後、おばちゃんは去り、一同解散。
怪人も岩陰から出るに出れず、解散。
しまいには、戦いに気を取られているスキに バイクを盗まれたライダー。
盗難届を出し、徒歩で帰宅。
部屋についたところで変身のしかたを思い出す。
ああこうか!できたできた。回し方逆じゃん。もー。
ほっとしたところで、ふと我に返る。
立ち鏡に映った、変身後の自分。ワンルーム6畳間にひとり。
なさけないようで、たくましくもある。腹筋とか割れてるしね。
今日は、このまま寝るかな。